入眠直後に眠りを妨げられた人の「リアルな夢をみたんだけど・・・」というような発言は、入眠時幻覚に起因する。
この他にも、入眠直後には「ジャーキング」などが起こる。
この睡眠ステージは、浅い眠りの前半とされており、4つある睡眠ステージのうち最も短く、睡眠全体に占める割合は5%とされている。
5分ほどすると、2番目の浅い睡眠段階へと移る。
参考文献 熟睡者
深く睡眠を知ろう


人は眠くなると、脳波(神経細胞間のコミュニケーション)は緩慢になり、1秒あたりの振動数が減少する。
横になって目を閉じると、すぐに脳波の振動数はさらに減っていく。
入眠すると体の緊張(平衡感覚のために不可欠な筋肉の緊張)が緩むためである。
しかし、平衡感覚システムは、脳のほかの領域のように素早く入眠モードに切り替えられないため、最後まで緊張をもとの状態に戻そうとする。
これが、入眠時の筋肉の痙攣として現れる、「ジャーキング」と呼ばれる現象である。
参考文献 熟睡者

睡眠時間が9時間より多い人は、7~8時間の睡眠をとっている人に比べ、寿命が短いことが研究で確認されている。
この理由は、長く眠る人は、質の悪い睡眠を補うために追加的な睡眠時間を取っている可能性がある。
これらの人々は、様々な理由で深い眠りに入るのが難しく、頻繁に目が覚めてしまう。
その原因の一つに、夜の間に何度も呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」が挙げられる。
さらに長く眠る人は、体を動かす時間が少なくなってしまう、日光を浴びる機会を逃してしまうなど悪循環が起こってしまう。
その一方で、潜在的な、まだ発病に至っていない病気を食い止めようと、体が長時間睡眠を必要としているケースなどもある。
ただし、遺伝的に睡眠時間が長い人も存在する。
参考文献 熟睡者


平日の睡眠時間が推奨されている7~9時間より短いが、週末に不足分を補えた人は、死亡リスクの上昇は見られないという研究結果がる。
つまり、ストレスが多く平日にあまり寝れなくても、週末に足りない分を補うことで、睡眠不足の埋め合わせが可能であるということである。
しかし、短期的に見れば睡眠不足を補うことができるが、長期的に見た場合はやはり病気になるリスクや生活の質が下がる可能性が高い。
参考文献 熟睡者

抹茶や玉露にはテアニンが非常に多く含まれている。
番茶だとテアニンの量は1/6ほどの量しか含まれていない。
テアニンには昔からリラックス効果、睡眠改善効果があることが知られている。
その他にも以下の効果があるとされている。
【リラックス効果】
●40~50分後に脳波でα波が増加、血圧低下作用
【睡眠改善作用】
●睡眠中の覚醒時間や入眠までにかかる時間を短縮
●睡眠に対する満足度の上昇
【記憶力改善】
【感覚情報処理改善】
【意欲改善作用】
【統合失調症の症状軽減作用】
参考文献 食と脳



睡眠中では、脳意外にも体のあらゆる器官が回復する。
消化器系や循環器系が日中滞りなく機能するためにも、睡眠中の回復は非常に重要である。
また、睡眠中は覚醒時に比べ、体が有害な細菌やウイルスにさらされる可能性が圧倒的に少ない。
そのため、私たちが眠る間、免疫システムは妨げられることなく、体の健康を保つための任務を遂行できる。
参考文献 熟睡者

脳は、日中に受けた大量の情報を処理する必要がある。
この情報の中には、「朝にゴミを捨てた」や「テレビのリモコンをどこに置いた」など
取るに足らない情報も整理しなければならない。
睡眠中に脳内では、清掃プロセスが執行され、ゴミ情報である廃棄物が大量に排出される。
睡眠を十分にとらず、脳内のゴミが除去できないと、脳の老化が早まりダメージを受けやすくなる。
長期的に見ると、睡眠不足により重要な神経細胞のつながりが損なわれ、記憶障害や認知症の発症リスクを上げてしまう。
参考文献 熟睡者