長時間睡眠は体に悪い?

長時間睡眠は体に悪い?

睡眠時間が9時間より多い人は、7~8時間の睡眠をとっている人に比べ、寿命が短いことが研究で確認されている。
この理由は、長く眠る人は、質の悪い睡眠を補うために追加的な睡眠時間を取っている可能性がある。

これらの人々は、様々な理由で深い眠りに入るのが難しく、頻繁に目が覚めてしまう。
その原因の一つに、夜の間に何度も呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」が挙げられる。
さらに長く眠る人は、体を動かす時間が少なくなってしまう、日光を浴びる機会を逃してしまうなど悪循環が起こってしまう。

その一方で、潜在的な、まだ発病に至っていない病気を食い止めようと、体が長時間睡眠を必要としているケースなどもある。
ただし、遺伝的に睡眠時間が長い人も存在する。

参考文献 熟睡者

睡眠中は回復する

睡眠中は回復する

睡眠中では、脳意外にも体のあらゆる器官が回復する。
消化器系や循環器系が日中滞りなく機能するためにも、睡眠中の回復は非常に重要である。

また、睡眠中は覚醒時に比べ、体が有害な細菌やウイルスにさらされる可能性が圧倒的に少ない
そのため、私たちが眠る間、免疫システムは妨げられることなく、体の健康を保つための任務を遂行できる。

参考文献 熟睡者

脳の「ゴミ」処理

脳の「ゴミ」処理

脳は、日中に受けた大量の情報を処理する必要がある。
この情報の中には、「朝にゴミを捨てた」や「テレビのリモコンをどこに置いた」など
取るに足らない情報も整理しなければならない。

睡眠中に脳内では、清掃プロセスが執行され、ゴミ情報である廃棄物が大量に排出される。

睡眠を十分にとらず、脳内のゴミが除去できないと、脳の老化が早まりダメージを受けやすくなる。
長期的に見ると、睡眠不足により重要な神経細胞のつながりが損なわれ、記憶障害や認知症の発症リスクを上げてしまう

参考文献 熟睡者

レム睡眠が不快な感情を忘れさす

レム睡眠が不快な感情を忘れさす

不快な感情を忘れるためには、レム睡眠(夢を見ている睡眠の時間)が不可欠である。

ある実験では、レム睡眠をとったグループとレム睡眠中に中断されたグループのあいだで、羞恥心や苦痛が続く期間や差異を調べた。
その結果、レム睡眠をとった方が不快な感情が忘れやすいとされている。

参考文献 熟睡者